この記事では、なぜ、“自分を売る”ビジネスのポジショニングは、自分理解から始めることが大切なのか?について、お伝えさせていただきます。
あなたのポジショニングを発見するヒントになると思いますので、ぜひ最後までお読みいただけますと嬉しいです。
このページの内容は以下の通りです。
Contents
“自分を売る”ビジネスでは、ポジショニングが決まらないと何も始められない

“自分を売る”ビジネスにおいて、ポジショニングは、その根幹を成す部分です。
なぜなら、「自分が何者なのか?」が分からなければ、ブランディングもできなければ、商品を作ることもできません。情報発信も始められません。
つまるところ、何もスタートできないのです。
ですから、”自分を売る”ビジネスにおいては、ポジショニングは一丁目一番地です。
その上、“自分を売る”ビジネスでは、このポジショニングで成否の8割以上が決まってしまうという重要な部分でもあります。
それにも関わらず、ポジショニングにあまり時間をかけていない人がほとんどなのです。
ポジショニングを見つけるには、自分と時間をかけて向き合うことが必要
本当の意味でポジショニングを見つけるためには、自分と時間をかけて向き合うことが必要です。
自分が大切にしている価値観や、自分が持っているリソース(資源)や、自分が情熱を持てることは何か?について、心のキズも含めて向き合っていくことが問われます。
そうして、あなたが本当にやりたいことは何か?をまずは見つけることが大切なのです。
そしてこの時、時に、セラピー的な要素が必要になる場合があります。なぜなら、過去のある時点での心のキズが原因で、本当にやりたいことが見えなくなっている人も多いからです。
実際、私自身も自分が本当にやりたいことは何か?が全く見えない状態を10年以上経験しました。
ですから、もしあなたが今、自分が本当にやりたいことは何か?が全く見えないとしても、それは単に心のキズのせいであり、誰しもが本当にやりたいことは必ずあるということを知っておいてください。
本当にやりたいことを見つけるには、心のキズを癒すことが必要な場合も
もしあなたが本当にやりたいことが全く見えないのであれば、まずは、自分を癒すことが大切ということを知っておいてください。
本当にやりたいことが見えないということは、残念ながら、あなたには心のキズがあるということなのです。
ですから、もしあなたが本当にやりたいことが全く見えないのであれば、あなたが本当にやりたいことを見つけるためには、心のキズを癒すというのが最初のステップになる場合もあります。
そうではなくて、ある程度の方向性は見えている場合は、自分の価値観と向き合い、リソース(経験や知識やノウハウ、知恵、人脈など)を棚卸しして、そして、自分の情熱を探していくということになります。
市場分析からではなくて、自分理解から始める
ポジショニングと言えば、STPマーケティング(市場を細分化してからターゲティングをして、ポジショニングを作るというコトラーが提唱しているマーケティングの手法)のように、市場分析からスタートしようとしてしまう人が多いのですが、“自分を売る”ビジネスにおいては、これはお勧めできない方法です。
なぜなら、人間には、それが本当にやりたいことかどうか?という要因があるからです。
そのため、顧客が望んでいて、時代性にも合っていて、競合が提供していなくても、そもそも、自分がやりたいことでなければ長続きしません。
ですから、市場分析から始めるのではなくて、自分理解からスタートすることが重要なのです。その上で、顧客理解⇒時代性⇒競合分析という順番で進めていくことがお勧めです。
“自分を売る”ビジネスのポジショニングは、自分理解から始めよう!
“自分を売る”ビジネスのポジショニングは、自分理解から始めることが大切です。人間はロボットではありませんので、本当にやりたいことしかやり続けることができません。
ですから、本当にやりたいことの上にポジショニングを築くことが大切で、そのためには、市場分析ではなくて自分理解から始めることが重要です。