この記事では、人生の道が見えない状態から抜け出すために大切なことをお伝えさせていただきたいと思います。
もしあなたが今、人生の道が見えないのであれば、あなたの道を見つけるためのヒントになると思いますので、ぜひ最後までお読みいただけますと嬉しいです。
このページの内容は以下の通りです。
“人生の道”は1つしかない
私は、“人生の道”は、木の枝のように枝分かれするものではなくて、幹のように1本しかないものだと考えています。
つまり、“人生の道”は1つしかないのです。
ですから、もしあなたが人生のどこかの段階で、その道を諦めてしまったとしたら、そこから先、あなたの“人生の道”は見えなくなります。
なぜ私がそう言い切れるのかというと、まさに私自身がそうだったからです。
私は、過去に“自分を売る”ということをあきらめていた過去があります。
そして、別の道に行こうとしていました。
しかし、何度、別の道に行こうとしても、やっぱりまた、私の人生の道は、“自分を売る”というところに戻ってくるのです。
結局のところ、私の人生の道は“自分を売る”ということであり、それ以外の道を行こうとしても、元に戻されるということを繰り返していたのです。
この経験を経て、私は理解しました。
“人生の道”は、木の「幹」のようなものだということを。
ですから、もしあなたが、私と同じように、「私は何者か?」ということや、自分自身を輝かせるということが人生のテーマなら、そこから逃げても、結局、そこに戻ってくるのです。
人生の道が見えなくなる原理は、“認知のゆがみ”
自分の道を諦めてしまう根本的な原因となっているのは、人生のどこかの時点で負った、大きな”心のキズ“です。
つまり、人生のどこかの時点で、ある出来事があり、凄く嫌な思いをして、もうこんな思いは絶対にしないぞ!と決断してしまった訳です。
そうすると、身体のどこかを固くして、その時の思考や感情が出てこないように身体に閉じ込めます。そして、1つ認知がゆがんで、それ以降、何かがフラットに見えなくなります。
流派によって呼び方は違いますが、この原理を、心理療法では、「ビリーフ(リミティング・ビリーフ)」、「スキーマ」、「ディシジョン(決断)」、「トラウマ」、「認知のゆがみ」などと呼んでいます。
要するに、”心のキズ”ができて、認知が1つゆがんでしまう訳ですね。そして、この原理が、盲点を作り出し、あなたの“人生の道”が見えない状態を作り出します。
つまり、あなたの人生の道が見えなくなっているのは、“心のキズ”によるものなのです。
“心のキズ“を癒すことの必要性
もしあなたが今、人生の道が見えないのだとしたら、あなたに必要なことがあります。
それは、自分自身を癒すことです。
癒すとは、英語で言うと「heal(ヒール)」なのですが、「heal(ヒール)」には、「いやす」や「治す」の他に、「和解する」という日本語訳も当てられています。
つまり、“心のキズ“を癒すとは、身体に残った思考や感情をリリースするということでもあるのですが、それと共に、自分自身と和解するということでもあるのです。
自分自身と和解して、自分をゆるしていく。
それが、自分自身の心のキズを癒し、身体をゆるめていくことにもつながるのです。
そして、身体がゆるんでくれば、身体に閉じ込められていた感情や思考がリリースされて、思考もだんだんと柔らかくなります。
そうすると、「こうでなければならない!」というこだわりが減ってきて、物事をフラットに近い状態で見られるようになって、人生の道が見つかりやすくなるという訳です。
“人生の道”が見えない状態から抜け出すためには癒しが必要
“人生の道”が見えない状態から抜け出すためには癒しが必要です。
そのためには、自分自身と和解して、自分をゆるしていくことが大切です。
それが、自分自身の心のキズを癒し、身体をゆるめ、思考を柔らかくすることにつながります。
“人生の道”を見えない状態から抜け出すために、自分自身をゆるしてみても良いかも知れません。