この記事では、本当にやりたいことやポジショニングが見つからない時に、それでも見つける方法について、お伝えさせていただきます。
あなたのポジショニングやセルフブランドを発見するヒントになると思いますので、ぜひ最後までお読みいただけますと嬉しいです。
このページの内容は以下の通りです。
Contents
「もし何の制約もなければ、自分はどう生きたいのか?」
あなたは、もし何の制約もないのなら、本当はどうしたいのでしょうか?
これは、時にブレークスルーを起こす質問です。なぜなら、現状に捉われ過ぎて、やりたいことが見えていない時があるからです。
いったん、現状はすべて横に置いておいて、最高の未来のビジョンを描いてみる。そうすると、何かブレークスルーが起こることがあります。
まずは、いったん、本当に実現したいことは何かを見つめてみましょう。
「もし、明日、奇跡が起きて、理想がすべて叶っているとしたら…」
ポジショニングの方向性が見えない時は、例えばこんな質問も有効です。
「もし、明日、奇跡が起きて、理想がすべて叶っているとしたら、どうなっていますか?」
ミラクルクエスチョンと呼ばれる質問です。
そして、一度、その未来をありありと思い描いて、体験してみて欲しいのです。
その理想の未来は、今とどんな違いがあるでしょうか?
その違いのうち、もし、今すぐできることがあれば、まずはそれを実際にやってみましょう(*’▽’)
ということなのですが、もしかしたら、ここで、ありありと未来を体験できないという方もいらっしゃるかも知れません。
そうなんです、もしそうなら、実はここが本当の問題のありかなのです。
未来の方向性が見つからない時に「解離」している可能性がある
未来の方向性が見えないという原因の1つに、思考(マインド)と心や身体が別々のモノになっていることがあります。
いわゆる「解離」と呼ばれる現象です。
なぜ、「解離」が起きているのか?というと、それは、もともとは、自分自身を守るためです。
何か出来事があって、逃げることも戦うこともできなかった時、人は、思考(マインド)と心や身体を解離させて、自我がおかしくなることを防ぎます。
これを「解離」と呼ぶ訳ですが、これが強いと、心や身体と思考が別々になっているので、やりたいことを考えた時に、心や身体が望んでいないことが出てきたりします。
つまり、思考と心や身体がねじれている訳です。
言い換えると、大脳新皮質と大脳辺縁系や脳幹が切り離された状態になっている訳です。
この状態の時は、やりたいことを考えたら、やるべきことが出てくるという、なんかおかしなことが起きたりします。
本当にやりたいことは思考(マインド)は知らない
ここで知って欲しいことがあります。
それは、思考(マインド)はやりたいことを知らないということです。
なぜなら、やりたいというのは、人間脳(理性)の部分より、もっと原始的な脳の部分(感情や本能)が司っているからです。
ただ、思考(マインド)と心や身体がつながっていれば、心や身体の大前提を踏まえた上で思考しますので、普通に考えたら、普通にやりたいことが見えてくる訳ですが、ここが解離している場合は、そうはいかないということになる訳です。
そして、残念ながら、現代人は、程度の差こそあれ、思考が、心や身体と解離している人が多いのです。
だから、頭で色々と考えても、答えが見つからない場合が多いという訳です。
本当にやりたいことを見つけたいなら、ハートの声や身体の声を聞こう
では、本当にやりたいことを見つけるためにはどうすれば良いのか?ということですが、アプローチの方法は2つあります。
その1つは、なるべく思考を離れて、ハートの声や身体の声を聞くということです。
結局のところ、本当にやりたいことは、ハートや身体は知っています。何かハートが高鳴ったり、あるいは、身体が前のめりになったりするなら、それはやりたいというサインです。
そういう時は、思考ノイズを振り払って、そちらの方向に進むことがお勧めです。そして、頭の声は、単なるノイズでしかないと思うことがお勧めです。
本当にやりたいことを見つけるもう1つのアプローチ
本当にやりたいことを見つけるもう1つのアプローチが、「解離」を根本的に癒していくことです。
私自身は、キズが深い方については、根本的なアプローチも含めてお勧めしています。なぜなら、癒しが進めば、ハートや身体の声を聞きやすくなり、自分が本当にやりたいことは何か?が見えてくる場合が多いからです。
ただ、「解離」については、一人で癒していくのは、再トラウマなどの可能性もあり、正直、あまりお勧めできないのが本当のところです。
そこで、私のプログラムの受講の中でも構わないですし、誰か、専門のセラピストのサポートも受けながらでも良いのですが、もし何かあった時に連絡すれば解決方法が分かる状態である上で、癒しを実践していくのがお勧めです。
本当にやりたいことやポジショニングが見えない時は、理想の未来を想像してみよう
本当にやりたいことやポジショニングが見えない時は、理想の未来を想像してみることがお勧めです。
そして、その未来をありありと体験できたら、その未来へのヒントが、つまり、本当にやりたいことやポジショニングの方向性が見えてくる場合が多いです。
そして、もし、思考が、心と身体から離れてしまっている場合は、それを上手く解決して見つけていただければ、と思います。
あなたが本当にやりたいことやポジショニングを見つける上でのきっかけとなりましたら幸いです。