この記事では、ポジショニングとブランディングの違いについてお話いたします。
あなたのセルフブランドを設計するヒントになりますので、ぜひ最後までお読みいただけますと嬉しいです。
このページの内容は以下の通りです。
Contents
ポジショニングとブランディングの違いは?
ポジショニングとは、お客の頭の中でどこに位置付けるのか?その場所のことです。つまり、お客から見た立ち位置を決めることです。
それに対して、ブランディングとは、あなたの約束できることは何か?を明らかにして、それをカタチにするための活動のことです。
言い換えると、ポジショニングからブランド(約束)を設計し、それを見ただけで分かるようにしていくのがブランディングです。
つまり、ポジショニングが決まっていなければ、ブランディングのしようがない訳です。
ブランディングとは、自分を良さそうに見せることではない
自分を良さそうに見せることをブランディングだと思われている方もいらっしゃるかも知れませんが、実は、自分を良さそうに見せることがブランディングの本質ではありません。
そうではなくて、自分はどんな人なのか、何を約束できるのか?ということを一瞬で伝えることがブランディングになります。
つまり、個人のブランディングであれば、見せ方・見え方ももちろん大切なのですが、自分が何の専門家なのか?自分と関わるとどうなれるのか?などを伝えていくことがブランディングということです。
何の専門家なのか?あなたと関わるとどうなれるのか?
つまり、個人のブランディングとは、あなたは何の専門家であり、あなたと関わるとどうなれるのか?を一貫性を持って伝えていくことであり、その結果、得られる他者や市場からの認知がブランドです。
ですから、個人のブランディングをしていくためには、まずはあなた独自のポジショニングを発見して、そして、ブランドを設計した上で、カタチにしていく訳です。
カタチにするとは、例えば、動画やホームページ、名刺、ブログやSNSなどのバナー画像、表紙などで表現していくということです。
カタチにする上では、“見た目”が非常に重要
設計したブランドをカタチにする上では、見せ方が重要です。なぜなら、人はたいてい一瞬で判断しているからです。
そのためこの段階まで来たら、“見た目”も重要です。ただし、ここで言う“見た目”とは、顔のことではなくて、動画やホームページ、名刺、ブログやSNSなどのバナー画像、表紙などの、最初の一瞬見た時の“見た目”がとても大切になります。
なぜなら、この一瞬の“見た目”で相手のYESが取れなければ、特にインターネット上だと、すぐに「×ボタン」を押して、他の情報を探してしまうからです。
写真1つで反応が大きく変わる
SNSをされていたらご存じかも知れませんが、プロフィール写真を変えるだけでも、反応が大きく変わります。そのぐらい、人間にとって、視覚情報のパワーは非常に大きいのです。
ブログをお読みいただいているあなたは、もしかしたら、文章を読むかも知れませんが、実際、文章を読まずに判断する人のほうが圧倒的に多いです。
例えば、キャッチコピーも、文章を「読まない」で「見て」判断しますよね。このように、人はそもそも、読む前に判断している訳です。
だからこそ、パッと見で分かる写真で判断する人は多いですし、目に飛び込んでくる大きい文字で判断する人が多いということです。
見た目がOKなら、次は感情が動くかどうか?
見た目がOKなら、初めて、人がもう少し情報に接してくれるということが起きてきます。この時に重要なのが、感情が動くかどうかです。
例えば、共感するような内容であれば、感情が動くかも知れません。このようなカタチで、最初に見た目でYESを貰えたら、次は、内容的に共感できるかどうかになります。
ただ、そうは言っても、まずは”見た目”からということを知っておくと、より反応が取れると思います。
ポジショニングしてから、ブランディングをする
いかがだったでしょうか?
今回は、ポジショニングとブランディングの違いとについて、お伝えしました。
この記事を読んで、少しでもあなたのポジショニングとブランディングの理解が深まれば、これほど嬉しいことはありません。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!