この記事では、あなたが本当にやりたいことを見つけるためにやりたいくないことを明確にするメリット、および、本当にやりたいことを見つけるための方法をお伝えいたします。
あなたのセルフブランドの方向性を見つけるヒントにもなると思いますので、ぜひ最後までお読みいただけますと嬉しいです。
このページの内容は以下の通りです。
Contents
やりたくないことは分かりやすい
やりたいことに比べて、やりたくないことは分かりやすい人が多いです。なぜなら、やってみたら、気が乗らなかったり、なかなか作業が進まなかったりするからです。
要するに、実際にやってみた時の気持ちや進捗度合いから、これは自分はやりたくないようだというのがスグに分かる訳です。
それに対して、今までやりたいことを心のキズによってやれてこなかった人にとっては、やりたいことは分かりにくい場合が多いです。
なぜならば、それは、今までの人生の中で、あまり体験してこなかった感覚だからです。
ですから、本当にやりたいことは何か?と言われても、イマイチ、確証が持てない訳です。
やりたくないことは何か?から考えてみる
そこで、1つの方法としては、逆のアプローチ、つまり、やりたくないことは何か?をリストアップして書き出してみるという方法があります。
なぜなら、やりたくないことを明確化していくと、やりたいことが見えてくる場合があるからです。
やりたくないことを全部リストアップして、これを全部やらない代わりに、何をやるのか?という思考になれる訳です。
やりたくないことを明確化するメリット
やりたくないことを明確化しておくことは、やりたいことを見つける上でも効果的に働く場合があります。
どういうことかと言うと、やりたいことの中に、やりたくないことが含まれている場合です。
例えば、私は昔、凄く忙しい会社のサラリーマンをしていたのですが、毎日終電近くまで働いていたのに朝起きなければならないのがしんどかったので、起業するなら朝から働きたくないと思っていました。
その後、起業しようと思って友人に話をしたら、その友人が一緒にやりたいという話になりました。私は、起業したかったし、友人と一緒にやることも嬉しかったのですが、朝から起きることはやりたくなかったのです。
しかし私は、その時ちょうど、やりたくないことを紙に書き出して、カバンに入れて持ち運ぶと良いということを学んでいましたので、「朝起きたくない」と書いた紙がカバンに入っていました。
そこで私は、友人に、「13時スタートの会社でいいなら、一緒にやろう」と言いました。それでOKを貰ったので、私はやりたくない朝起きをやらなくて済んだのです。
このように、やりたくないことが明確であれば、やりたいことをやる時のやり方を工夫すると、やりたくないことをやらずにやりたいことができる場合があります。
本当は、やりたいか、やりたくないか、という二元論ではすべてを語れない
ちなみに、本当は、やりたいか、やりたくないか、というような二元論ではすべてを語れないというのが実際です。
なぜなら、例えば、同じやりたいことでも、やりたい度合いが70点ぐらいのこともあれば、やりたい度合いが90点、100点のこともあるからです。
要するに、人間はロボットではないので、〇か×かのような極端な感じにはならないはずなのです。
極端な感じになってしまうのは、思考(マインド)で判断しようとしているからです。しかし、やりたいかどうかは、どちらかと言うと、思考よりも、気持ちや身体の問題なのです。
ですから、やりたいかやりたくないか、というのは分かりやすい表現ではあるのですが、その一方で、二元論以外の角度でモノが見えなくなっているということでもある訳です。
本当にやりたいかどうかは、自分の正直な気持ちと向き合えるかどうか
あなたが、何かを本当にやりたいかどうかは、自分の正直な気持ちとどれだけ向き合えるのか?ということです。
思考で考えたやるべきとか、やりたいこととか、思考はとにかく嘘つきです。
特に自分を騙すことに関しては、超一流の催眠術師なのです(笑)
この一流の催眠術師から逃れて、本当にやりたいことを見つけるには、身体に意識を向けることが大切です。
身体は何がしたいのか?どうしたいのか?どっちに向かいたいのか?
やりたいことのヒントは、あなたの身体が知っています。
ぜひ、身体の声に耳を傾けてみて下さい。
やりたくないことを明確にした上で、身体に意識を向けてみよう
とはいえ、やりたくないことを明確にすることは非常に効果的な方法です。ですから、やりたくないことを明確にした上で、身体に意識を向けるというのがお勧めです。
あなたがやりたくないことは何か?ぜひ、時間を取って、紙に書き出してみて下さいね。
あなたが本当にやりたいことを見つけるためのヒントになれば幸いです。